【第一番札所】絶景!世界遺産・和歌山県の青岸渡寺へ。どこに停める?駐車場情報も要チェック

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和歌山県の青岸渡寺(せいがんとじ)

西国巡礼の最も南にある第一番札所。
さらに世界遺産です。

青岸渡寺の見どころはなんといっても素晴らしい絶景。
美しい那智山と那智の滝が眺められるのもお楽しみの一つです。

目次

青岸渡寺の見どころ

本堂(重文)

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豊臣秀吉の命により豊臣秀長によって1590年に再建され和歌山南部に現存する南紀最古の建造物です。
わにぐち(お参りの際に鳴らす鐘)は日本最大で直径1.4メートル、450kgもあり、本堂の扉の後ろに吊ってあります。

三重塔

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青岸渡寺の一番の見どころといえばここですね。
背後に見えるのがこちらも世界遺産の那智の滝

kurico

この景色は是非とも現地で体感してほしい景色です!

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三重塔は1972年に400年ぶりに再建されました。

三重塔は登ることができ(エレベーターも完備)目線の高さで滝を望むことができます。
(三重塔拝観料大人300円、子供200円)

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最上階は安全の為に網が張られていますが、ちょうど滝の部分だけ穴があいていました。わかりますか?

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内部もとても見応えのある装飾がなされているので拝観の価値ありです。

熊野古道

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熊野古道とは熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)へ通じる巡礼路のことで世界遺産に登録されています。

紀伊山地の山々や深い森、美しい渓谷などを通り抜ける約70キロメートルの道で代表的なルートに、中辺路(なかべろ)、大門路(だいもんろ)、那智路(なちろ)などがあります。

青岸渡寺の境内にここが熊野古道ですよという案内板がありました。
一度は歩いてみたい人気の熊野古道です。

那智の滝

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青岸渡寺とあわせて訪れたいのが那智の滝
三重塔から山道を下って歩いて15分程にあります。
那智の滝がある飛龍神社からは滝が目の前で拝めるので是非行ってみて下さい。

青岸渡寺の歴史とご利益

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歴史

ご本尊   如意輪観世音菩薩 (2/3、4月第2日曜、8/17にご開帳)
開祖    裸形上人
創建    仁徳天皇時代(313~399)

・4世紀インドから来た裸形上人が那智の滝で修行中、滝壺の中に観音菩薩をみつける

・その後、推古天皇(593~628)の時代にお堂が建立され、大和から生仏上人が入山して如意輪観世音を安置され青岸渡寺となる

ご利益 

如意輪観音様が手に持つ「如意宝珠」であらゆる願いを叶えてくれるご利益が。

那智山の中腹に建つ青岸渡寺はすぐ隣に熊野那智大社があり共に世界遺産です。
明治初期までは神仏習合の霊場でした。

青岸渡寺の御朱印

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左上は西国三十三所草創千三百年の記念印で那智の滝と三重塔の絶景のデザインでした。
(記念印は2022年3月31日まで⇒2023年3月31日まで延長⇒終了しました)

所要時間

およそ3時間 
(那智大社や那智の滝も合わせての時間です)

kurico

那智大社や那智の滝も必ず行くと思うので時間は余裕をもってとるのがおすすめです

青岸渡寺の拝観料と拝観時間

拝観料
無料 (三重塔¥300)

拝観時間
7:00~16:30
(三重塔8:30~16:00)

御朱印の受付
7:30~16:30

駐車場について

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青岸渡寺と那智大社だけ訪れるなら青岸渡寺専用駐車場
またはすぐお隣の熊野那智大社専用駐車場が便利。(それぞれ¥800)

しかしここまで来たら那智の滝(飛龍神社)も必ずセットで行きたいスポットです。
青岸渡寺と那智大社は境内がくっつくほどお隣ですが、那智の滝は少し離れています(徒歩15分)

そこで迷うのが駐車場。
青岸渡寺または那智大社専用駐車場へ停めると滝までの往復が少々大変。

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こんな道も


那智の滝へ行くのに1番便利なのは滝周辺の駐車場。
那智の滝第一、第二、滝前(観光バス専用で状況によって普通車にも解放)があり料金は¥400~500。

滝周辺の「お食事処かいはみ」さんやお土産店の「和か屋本店」さんなどお店を利用すれば無料で利用できる駐車場もあり。

いずれにせよ青岸渡寺、那智大社と那智の滝間は時間にして15分ほどですが歩いて行くには高低差がきつく大変です。

kurico

とはいえ歩いている方も結構います!私も歩いて往復しましたよ!

一番楽なパターンは
青岸渡寺駐車場へ停めてお参りした後、車で滝の近くまで降りてきて滝周辺でまた停める。
駐車料金は二度かかりますがこれが一番楽です。(順序は逆もあり)

無料になるお食事処などをうまく利用できればいいですね

徒歩なんて余裕!熊野古道を歩きたい!
という人は一番下の大門坂駐車場(無料)に停めましょう。

大門坂駐車場から那智大社→青岸渡寺→那智の滝は熊野古道の一部。
急勾配の階段、所要時間も駐車場から往復で3〜4時間の覚悟が必要ですが体力のある方はぜひ熊野古道を満喫してみて下さい。
(周辺はバスもあるので時間がうまく合えば帰りだけバスにするなどもできます。)

kurico

車の場合はその日のプランによってどこに停めるかあらかじめ考えておくといいですね

青岸渡寺へのアクセス

(住所:〒649-5301 和歌山県東牟婁(ひがしむろ)群那智勝浦町那智山8番地)

公共交通

JR紀伊本線 紀伊勝浦駅・那智駅から熊野御坊南海バス那智山行(30分)「那智山」下車

路線バス | 熊野御坊南海バス株式会社←時刻表
または
熊野御坊南海バス定期観光バス「世界遺産 熊野古道大門坂と那智山めぐりコース」

遠方の方や自家用車で巡礼できない方はバスツアーもおすすめです。
クラブツーリズムでは様々なプランが用意されています。

>>>クラブツーリズムの公式HPはこちら

kurico

HP内、右上のメニューから国内旅行のテーマのある旅を選び、文化・歴史お参り巡礼の旅(こころの旅)から検索してみてね。

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