元慶寺(がんけいじ)は京都にある西国巡礼の番外札所です。
西国巡礼にゆかりのある花山法皇に深く関わるお寺です。
また元慶寺には専用駐車場がありますが、そこへ入る道がとても狭く要注意です。
そんな情報も含めつつ、元慶寺を紹介します。
元慶寺の見どころ
山門
竜宮造りの立派な山門がお出迎えしてくれます。
山門の内側には千社札がびっしり貼られていました。
本堂
お寺自体もこじんまりとしていて、本堂も華やかさはないものの、草木に囲まれた中に慎ましく建つお堂はどこか心惹かれるものがありました。
扉に菊の御紋がみえます。
これは花山法皇が出家したお寺、すあわち皇室にゆかりが深いことから本堂の扉には菊の御紋がついています。
小さいながらもとても格式の高いお寺なんですよ
元慶寺の歴史について
- ご本尊 薬師瑠璃光如来
- 開祖 遍昭上人
- 創建 八七七年
もともとは定額寺というお寺であったが、877年(元慶元年)に勅願寺となって元慶寺の名に改められました。
応仁の乱でほとんとが消失しその後再建されましたが規模はかなり縮小されたそうです。
なぜ番外札所なの?
花山法皇は廃れた西国巡礼を復活させた人です。
986年に藤原家の策略で花山天皇が19歳の時にこの元慶寺で出家させられ花山法皇となりました。
その花山法皇の宸影が安置されていて花山法皇ゆかりの地であることから西国巡礼の番外札所となっています。
元慶寺の御朱印
西国三十三所番外札所、元慶寺の御朱印です。
元慶寺は番外札所なので西国1300年の記念印はありませんでしたが、花山法皇と書かれたかっこいい御朱印をいただきました。
拝観時間と拝観料
拝観時間 8:00〜17:00
拝観料 無料
元慶寺の駐車場とアクセス
無料の専用駐車場あり(2台)
ただし駐車場を出入りする道が狭いので要注意です。
上の写真の突き当たりが元慶寺で、少し手前を右に曲がると駐車場があります。
大通りからこの道に入るのがとても狭く、左に見える電信柱にはこすった跡が無数ありました。
運転が苦手な人や車が大きい場合は近くのパーキングに停めたほうが無難です。
近隣の有料駐車場はこちら
フルーツパーク北花山中道町
こちらのパーキングは元慶寺まで徒歩3分程です 。
60分 ¥200
昼間最大 ¥600
ちなみに、すぐ近くのドラッグストアに停めさせてもらいました、という口コミもありました。
もちろんお買い物をして…ということになると思いますが、、そこは個々の判断で^^:
公共交通
地下鉄東西線「御陵」より徒歩20分。
はじめの1冊におすすめの本
遠方の方や自家用車で巡礼できない方はバスツアーもおすすめです。
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