大阪の勝尾寺(かつおうじ)
上の勝尾寺と書いてある石碑の写真をよーく見てみて下さい。
そう、だるまです。
勝尾寺は境内のあちこちにだるまさんがいるだるまのお寺。
コロコロしているだるまにとっても癒されます
勝尾寺の見どころ
勝尾寺の境内の可愛いだるま
境内を歩いていると小さな可愛いだるまがあちこちに置かれています。
これは「だるまみくじ」のだるま。
中におみくじが入っていて、このだるまは持って帰るもよし、境内に置いて帰ってもよし。
勝ちだるま奉納棚には願いが叶った勝ちだるまが所狭しと並べられています。
よく見ると表情が一つ一つ違ってそれもまた可愛い。
時折スピーカーからお経が響き渡り
それがまたなんとも心地良いお寺です。
日本最初の荒神社
厄払いの三宝荒神社。
三宝荒神とは不浄や災難を除去する神様、火の神として信仰され「台所の神様」と言われています。
勝尾寺の三宝荒神社は日本で最初の荒神社です。
本堂
勝尾寺のご本尊、十一面千手観世音菩薩が祀られています。
毎月十八日には特別御開帳があります。
弁天堂
勝尾寺にある大きな池には弁財天が祀られています。
緑の池と鮮やかな朱色のコントラストがとても美しいお堂です。
知恵の環
石畳の上を入り口から入り右に7周、中心にたどり着き今度は逆に7周で入り口に戻ります。
お参りした後にこの知恵の環を歩くと、心は一層穏やかに、そして湧き出る力や良い知恵を授かることができるそうです。
勝尾寺の桜と紅葉、夜間ライトアップ
勝尾寺は1年を通して草木や花々が大変美しいお寺です。
いつ訪れても素晴らしい風景です
勝尾寺は犬と一緒にお参りできるお寺です
勝尾寺はワンちゃん同伴でお参りできます。
本堂内や納経所など建物には入れませんが境内は自由にお散歩できます。
愛犬と一緒にお参りできるのはとっても嬉しい!
勝尾寺の歴史とご利益
- ご本尊 十一面千手観世音菩薩
- 開祖 開成皇子
- 創建 727年
歴史
・勝尾寺は奈良時代に双子の兄弟、義仲、義算によって草庵を建立したのが始まり。
・その後、光仁天皇の皇子(開成)がこの2人と出会い3人で修業に励んだ。
・兄弟の死後、開成は現在の鎮手堂を建て、父の支援で薬師堂、その後六角堂も建立され弥勒寺となる。
・この弥勒寺を訪れた妙観が十一面千手観音を彫刻し弥勒寺のご本尊とする。
勝尾寺の名前の由来
平安時代になり弥勒寺の六代目住職、行巡上人がその時の天皇(清和天皇)の病を祈りで治したことから、王に勝った寺として勝王寺の寺号をいただくも、王に勝つとは恐れ多いとして王を尾に変えて現在の「勝尾寺」となりました。
ご利益
人生全てに「勝つ」お寺として勝ち運のご利益があります。
勝尾寺の御朱印
西国三十三所1300年記念印(左上)は可愛いだるまの記念印でした。
(記念印は2022年3月31日まで⇒終了しました)
所要時間
およそ1時間40分。
勝尾寺は山の斜面に各お堂が点在しておりけっこう広いです。
(私はワンコ連れだったので少々余計に時間がかかっています)
入山料と参拝時間
入山料
大人¥500円、小中学生¥400、未就学児¥100
参拝時間
8:00〜17:00(平日)
8:00〜18:00(土曜)
8:00〜17:00(日祝)
勝尾寺へのアクセスと駐車場
今回は車で行きました。
箕面側からのアクセスと茨木側からのアクセスがあります。
どちらも片側1車線の山道を走ります。
駐車場は目の前に第一駐車場あり。
1時間まで500円、以降30分毎に200円。
(〒562-8508 大阪府箕面市勝尾寺)
公共交通
北大阪急行「千里中央」から
・阪急バス(33分)「勝尾寺」下車
阪急「箕面駅」から
・箕面滝道ワンウェイ観光周遊バス(土日祝のみ)30分
タクシーは千里中央、箕面各駅より20分
遠方の方や自家用車で巡礼できない方はバスツアーもおすすめです。
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