西国三十三所巡りをするには正式な服装や持ち物があります。
しかし必ず正式なスタイルでしなければいけないということはありません。
あえていうなら、手ぶらでもどんな服装でも巡礼できます。
(とはいえ派手すぎたり露出の過度なものは考え物ですが…)
しかし巡礼をスムーズに行うためにいくつか持っていた方が良い物や適した服装があるのでここで紹介したいと思います。
西国巡礼これだけは持っていきたい物
御朱印帳(ビニール袋に入れて)
ハンカチ
お線香・ろうそく
小銭
クリアファイル
虫よけ、飲み物
御朱印帳
せっかくお参りするので御朱印はいただきたいですよね。西国巡礼は全ての札所を巡りいただいた御朱印が証となって「先達」という公認の称号をもらうことができるので、あとで認定してもらいたいのに御朱印を受けていなかったとならないように御朱印帳は忘れず持参しましょう。
また雨に濡れないようにビニール袋などにいれておくのがおすすめ。
ハンカチ
参拝したら必ず手水舎で手と口を清めましょう。今はコロナで使えないところも多いですが本来は参拝における大事なマナーです。
お線香・ろうそく
お参りの時にはお線香とろうそくをお供えします。だいたいどこのお寺にも1本10~30円程で購入することができますが持参した方がスムーズだったので私はいつもマイお線香とろうそくを持っていきます。100均でも売っています。
小銭
お賽銭です。お賽銭用の小さな小銭入れにいれておくと便利です。
クリアファイル
御朱印をいただくと一緒にいただける散華(さんげ)やパンフレットを挟んでおくのにあると便利です。
虫よけ、飲み物
西国三十三所の札所は山の中にあるお寺も多いので時期によっては虫よけがあるといいです。特に第四番施福寺は軽い登山です。私が参拝した9月もかなり虫が飛んでいました。
歩くことも多いので飲み物も用意しておくといいですね(夏は特に)。
私は御朱印帳、お線香、ろうそく、お賽銭これだけは必ず忘れずに持っていくようにしてます。
西国巡礼に適した服装
動きやすい服装
スニーカー
西国巡礼は山寺がいくつもあります。結構な距離を歩いたり長い階段をのぼる所もあります。
なので動きやすい服と靴は絶対です。
参拝するお寺にもよるけれど、ヒールや革靴はやめておいたほうがいいです。
西国三十三所巡りの正式な服装と持ち物も紹介
あまり見かけることはないですが正式なスタイルに身を包み気分を高めてお参りするのも勿論おすすめです。
おいずる
袖のない白衣。西国巡礼用は背中に「南無観世音菩薩」または「南無阿弥陀仏」と書かれている。
輪袈裟(わげさ)
首からかける略式の袈裟で仏教に帰依するという意味がある。
仏様にお参りするときの正装といってもいいです。
頭陀袋(ずだぶくろ)
肩からさげるコットンかばん。御朱印帳や数珠など巡礼グッズを入れる。
公認先達に認定されると特典で素敵な頭陀袋をいただけます。
教本
般若心経などのお経が書かれた本。
参拝の時にこの本を見ながらお経を唱えるのが正式な方法で す。
納札(おさめふだ)
住所や名前、願い事などを書いて本堂や観音堂に納める札。
数珠
宗派関係なく家にあるもので大丈夫。ただし冠婚葬祭用とは別にするのがよいそうです。
金剛杖(こんごうつえ)
観音様の分身とされる杖で昔は巡礼中に命を落としてしまった時の墓標としても使われていた杖です。
菅笠(すげがさ)
いわゆる帽子。
これらは全て揃えなくても例えばおいずるだけとかでもいいですし、札所でもネットでも買うことができます。
御朱印は御朱印帳だけでなく掛け軸や御朱印用白衣にもいただくことができるよ。
まとめ
西国三十三所巡りをするにあたってこれだけは持っていくとよい持ち物や服装を紹介しました。
絶対に持っていきたいものは御朱印帳。
これ以外はたとえ忘れてもまぁなんとかなります。
また巡礼には正式なスタイルや持ち物がありますが必ずそうしなければいけないということもありません。ほとんどの方は普通の私服です。
気軽に手軽に西国巡りをはじめてみてくださいね!
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